第二子出産レポ | 総合病院での計画無痛分娩

前回までのマタニティの記録に引き続き、
こちらも記憶が新しいうちに、出産レポを書き留めておこうと思います。


第一子の長男は自然な陣痛を待っての無痛分娩でしたが、今回はあらかじめ出産日を決めて陣痛促進剤を使う「計画無痛分娩」というスタイルを選択しました。


産院は総合病院で、コロナ禍のため出産の立会いや面会は今回もかなわずとなりましたが、
さいわい予定通りの日に出産することができ、陣痛中の麻酔もしっかり効いてくれて、
自分にとっては理想的なお産になりました。


分娩時間もトータル6時間と、比較的安産だったのかなと思います。


そして、そのうち5時間ぐらいはまったく痛みもなく、ずっとウトウトしていたぐらいだったので、笑
長男のとき同様、今回も無痛にして本当によかったです。


そんな今回の出産をざっくり振り返ってみました!

目次

前日入院


10:45
荷物をまとめてタクシーで病院へ

11:00
病院到着・入院手続き開始

11:30
抗原検査
(これが想像以上に痛くてちょっと涙目に)

12:30
検査の結果、無事陰性!
大丈夫だろうとは思っていたけれど、
それでも結果が出るまではものすごく緊張した…

12:45
病院のカフェで昼食・コンビニで飲み物やおやつを調達
コロナ対策で、一度病棟に入ると退院まで病棟の外に出られないルールでした。涙

13:15
産科病棟に入院
前日入院は大部屋だったのですが、
この日は前日入院するのが私のみだったので
4人部屋を1人で使わせてもらえることに。笑

14:00
NST、血圧チェック

14:30
担当医の内診・子宮口の開き具合のチェック
このときの開き具合はまだ指1本ぐらい。
「経産婦さんなので、バルーンを入れるのは
明日朝からにしましょう」と言われ終了。

15:00
シャワー浴
この大きいお腹ももう最後だなぁ・・・と、
鏡にうつる自分をスマホで写真におさめる。
十月十日よくがんばった!

16:00
自由時間
家族に状況を報告しつつ、
計画無痛の出産レポを(今さら)読み漁る。
定期的に助産師さんが来て血圧をチェック。

18:00
夕食
うん。総合病院なので、
ザ・病院食という感じ。致し方ない。
ふりかけ持って来てよかった〜。

20:00
夫と長男とビデオ通話  
大泣きしていたらどうしようかと思ったけど、
「保育園たのしかった!」
「卵焼き食べた!」と思ったより元気そう。

21:00
消灯
といっても緊張でまったく眠くなかったので
引き続き家族とLINEをしたり、
長男の写真や動画を見返して癒されたり。

24:00
ようやく眠気がやってきたので就寝。


 

出産当日

6:00
起床。分娩衣に着替える。

6:45
LDRに移動。少しだけ夫と長男とビデオ電話。

7:00
促進剤の点滴開始

7:20
担当医の先生が来てバルーンの処置開始
痛いらしいと聞いていたけど、個人的にはまだ耐えられる痛み。

7:30
バルーンを入れてしばらくして、
生理痛のような痛みが始まる。

お腹も数分間隔で張っていて、
もしかして陣痛かな?とも思うけど確信持てず。
(あとからたぶんこれが陣痛だったね!ということになりました)

8:00
生理痛max値ぐらいの痛みになる
「良い感じに張り来てるね」と先生。
  
そこそこ痛いので、早く麻酔入れたいな…と思いながら、麻酔科の先生が出勤してくるのを待つ。

8:05
麻酔科の先生登場
硬膜外麻酔のカテーテルを入れる処置

針を刺す瞬間はちょっとだけ痛くて
その後背中にググッと押される感覚が・・・。
個人的にこの感覚が怖くて苦手。
「早く終われえぇぇえ」と祈り続けたけど、
途中で一度管を入れ直すことになり、戦慄。

8:15
無事にカテーテルの処置終了
  
テストの麻酔を流して効き具合のチェック。
アルコール綿を上半身と下半身に当てて
感じ方が違うかどうか確認します。
問題なし!ということで麻酔科の先生は退場。

8:40
担当医の先生(産科)の内診
バルーンは抜けていて、子宮口は3センチ。
「良い進み具合」と言われ、早速麻酔を投与することに。

ちなみにうちの産院では、カテーテルを入れる処理は麻酔科の先生が行いますが、
麻酔薬は産科の担当医の先生がお産の進み具合を見ながら必要に応じて都度投与するというスタイルでした。

8:45
麻酔投与スタート!
ひんやり冷たいものが背中に広がる感覚。
それと同時に痛みが徐々に引いていく。

ああ、これこれ、この感じ!
と長男の出産を思い出す。

この時点で陣痛3分間隔だったけど、張りを感じるだけでまったく痛みはありませんでした。
すごいなあ、麻酔・・・。


10:00
内診(内診も麻酔のおかげで全く痛くない)
子宮口4センチ。
血の混ざったおりものも出ていて順調と言われた。
   
痛みはないので時々夫にLINEをしつつ、ぼーっと横たわっていると、助産師さんから
「テレビでも見る?」とリモコンを渡される。笑


10:45
しばらくたつと痛みが出てきたので、
麻酔を追加してもらうことに。

上述のとおり、産科の先生が外来診察の合間を縫ってLDRまで来てくれた。
先生、めちゃくちゃマルチタスク!

麻酔を入れるとすぐ痛みが消え、子宮口5センチに。
「明るいうちには会えそうだね」と先生に言われてどきどきしてくる。


12:00
どうやら今回は進みが早いみたいだな、と喜んでいたけど、ここでお産の進行ペースが少しゆっくりに。
   
様子を見にきた助産師さんいわく、

「うーん。午前中進みが早かったのはバルーンの刺激のおかげで、まだ自然陣痛に変わってないかもしれない」と。

えっ、これ本陣痛じゃないかもしれないの!?と衝撃を受ける私。
ちょっとがっかりしながら夫に「まだ時間かかりそう」とLINEを打つ。


***


12:45
それから1時間弱たった頃。

あれ?なんか痛いかも…
いや、これ結構痛いぞ??となり、
担当の助産師さんを呼ぶ。

内診してもらうと、



「あ、子宮口ほぼ全開になってますね!」



・・・・・・・ん!?!?


あまりの急展開についていけていない私。



12:55
さっきの助産師さんとの会話は一体なんだったんだw
と内心つっこみながら、慌てて夫に「もうすぐ産まれそう!!」と連絡。笑
(経産婦だと促進剤を入れていると急に進みやすいみたいです)

13:00
「子宮口全開です!」と助産師さん。

麻酔が切れてきたのか陣痛の痛みが急に強くなったのか、この時点で生理痛max値ぐらいの痛みがあったけど、
あとはもういきむだけなので麻酔は追加できないと言われ、このままいきむことに。


13:10
助産師さんと一緒にいきむ練習をスタート
この時には陣痛が来るたび「痛い!!」と
我慢できず声が出るほどの痛み。


13:20
担当医の先生到着
もういきんでいいよ!と言われ、
お腹が張るのにあわせて精一杯いきむけど、
5〜6回いきんでも出てこない。

赤ちゃんがちょっと苦しそうということで
酸素マスクを装着。(たしか途中で人工破水)


このまま赤ちゃんが出てこられなかったらどうしよう・・・とめげそうになったけど、
「大丈夫!上手にいきめてますよ!」と助産師さん達がずっと励ましてくれていました。


13:25
よし、次こそは!!と、
もう一度全力でいきむ!!

   
そしてすぐにもう一回、
思いっきりいきむ!!!!!!!!!


すると、
「もういきまなくていいですよ!!」
と助産師さん。

   
え?いいの?と力を抜いて息を吐くと、
お股からぐいっと何か引き出される感覚 

そして・・・・


13:29
ずるんっ、という感覚とともに、
次男無事誕生!!!!
すぐに産声もあげてくれて、達成感と安堵で嬉し泣き。


産まれて来てくれて、ありがとう!

よくがんばったね!

計画無痛分娩の感想


最後に、今回選んだ「計画無痛分娩」という分娩のスタイルについて感じたことを。


まず、自分が計画無痛を選んだ理由がこちらです。



計画分娩を選んだのは、
何よりも上の子の預け先の計画立てのしやすさが一番の理由でした。


もちろん入院予定日より早く陣痛が来てしまう場合もあるので
生産期以降は極力安静にしていましたが、

入院する日があらかじめわかっていたおかげで
上の子の預け先や夫の仕事の休みを早いうちから調整しておけたので、
安心して出産に集中することができました。


そして、実際に計画無痛分娩を経験してみて感じたメリット、デメリットがこちら。



結論、もしも次があるとしたら(ない予定だけど)
私は絶対また計画無痛分娩にする!!!!!!


それぐらい、メリットの方が圧倒的に大きく感じました。


ただ、もちろん麻酔のリスクもあり、単純に誰にでも勧められるものではないし、
できれば麻酔科のある病院にお任せするのが安心かなと思います。


同じ「無痛分娩」でも病院によって方針が違ったり、体質によって効き具合も違ったりするので、
やっぱりお産は人それぞれだな、と思いますが・・・


一例として参考にしてもらえたら幸いです!


ここまでお読みいただきありがとうございました◎


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