幼児期の育児において大切にしたいと思うこと4つ。

まもなく、6月に3歳になろうとしている長男。

なんとなくですが、自分の中では3歳という年齢にひとつの節目のようなものを感じています。

一般的に幼稚園教育がスタートする年齢が3歳だからなのか、
多くの書籍や早期教育の広告の類に「3歳までの時期が大切」云々と書かれることが多いからなのか…。

個人的には3歳までにあれこれしないといけない、というような焦りはあまり持ったことはないのですが、

自分なりに幼少期に大切にしたいと思っていることはいくつかあるので、今回はその中でも特に大切にしている4つのことについて書いてみたいなと思います。

目次

規則正しい生活リズム

毎日決まった時間に起きて、遊んで、ごはんを食べて、お風呂に入って、ぐっすり眠る。

ちいさな子どもにとって、規則正しい生活リズムは心身の安定に直結する大切なものだと感じています。

朝になったらカーテンを開けて陽の光を入れ、午前中は外に出て外気や日光を適度に浴びて活動し、
決まった時間にごはんを食べ、お風呂上がりには照明を落とすなど、
赤ちゃんの頃から毎日同じリズムで過ごしやすい環境を整えるようにしています。



次男が産まれたばかりの頃はどうしても長男と赤ちゃんの生活リズムが合わず、
とくに夜の寝かしつけには苦労したのですが、

次男も長男のリズムに合わせて生活するうちに生後2ヶ月ごろには昼夜の区別がしっかりついてきて、
夜は自然と長男と同じタイミングで就寝するようになりました。

また、長男は平日保育園に通っていますが、休日もできるだけ平日と同じタイムスケジュールで動くことにしており、
(もちろん難しいときもありますが^^;)できるだけ普段の生活リズムを崩さないように気をつけています。

生活リズムを整えてしっかり食事や睡眠をとることで、健康面はもちろんですが、
集中力を保てる、感情のコントロールができるなど、プラスの影響がたくさんあるそうです◎

好きなものに没頭する経験

何かに夢中になり、時間も忘れて深く集中するような体験を「フロー体験」と呼ぶそうですが、
子ども時代にそういった「没頭する体験」をたくさんさせてあげたいと思っています。

評価や賞など周りから与えられるもののために頑張るのではなく、
好奇心や楽しさなど自分の内側から湧き出すモチベーションを糧にして好きなことに夢中になる経験を
小さい頃からひとつでも多く味わってもらえたらという思いがあり、

大好きなはたらく乗りものを間近で見られるように消防署へ行ったり、
毎日のように砂遊びをしたい!という息子を連れて思いっきり砂で遊べる砂浜へ出かけたり。

とにかく子どもが何かを好きになったら「これはチャンス!」と、
それに没頭できるような機会や環境を作るようにしています。

消防署の子ども向けイベントに参加


また、絵本や図鑑で写真や情報をインプットすることと、
それを実際に目で見たり手で触ってみたりして体験することの両方を取り入れ、

絵本で動物を見たら、実際に動物園に行ってみる。
水族館で見た魚を、おうちに帰って図鑑で探してみる。

そんな感じで情報とリアルな経験を結びつけることも意識しているかなと思います◎

金沢動物園、だいすきな場所です!



そして、子どもの好きなものを親も一緒になって楽しむことや、
「親自身」が没頭できることを見つけて、それに夢中になる姿を見せてあげることも大切だなぁ、と感じています^^

そとあそび

子どもにとっては遊ぶことが何よりの学び。

とくに乳幼児期に五感を使う体験を積み重ね、脳の発達を促したり、創造力を育んだりすることは、
これから先の人生を生きる上で重要になる土台を築いてくれると思っています。

ポカポカした陽の光のあたたかさや植物の匂い、落ち葉を踏みしめる音、石のゴツゴツした手触りや砂の柔らかさ、冷たい水の感触など、自然の中でしか味わえないリアルにたくさんふれてもらいたいです^^

秋と戯れる長男
時々デイキャンプも。



外を歩き回れば体力もつき、山道やでこぼこ道を進むことで身体の使い方も知ることができる。
そして、草花や昆虫など他の生き物との出会いを通して、図鑑だけでは得られない体験的な学びも多く得られると思います。

長男は現在小規模保育園に通っているので、来年度からは転園する必要があるのですが、
次の保育園選びでも外遊びの多さはとくに重視したいなと考えています。

砂浜でも全力で遊びます


「甘え」に応える

これは、先に言っておくと
大切だとは思いつつも正直なかなか実践できていないことも多いです!笑

2歳ぐらいの子どもたちって、自分でやりたいという自立心が育つ反面、
とっても頻繁に「ママ!ママ!」と甘えてきますよね^^;

子どもの甘えにしっかり応えてあげることが大切なのは分かっているけれど、
まるで嵐のようにバタバタしている朝や夕方の支度時間には、ついつい「ちょっと待ってね」と言ってしまいがちだったり。。


でもきっと、子どもは「今」安心したいんだろうなぁと。

子どもの寝顔を見ながら反省することも多々



子どもの甘えにも色々あると思いますが、
とくに2歳頃は親の愛情をたしかめて安心したい、という「愛情の要求」であることが多いなと感じます。


これを買って!とかお菓子をちょうだい!とかそういうワガママについては
積極的に応える必要はないと思うのですが、

これは愛情の要求だな、と思ったときには、
なるべく早くそれに対処してあげることを最優先事項にしたいと思っています。
(とはいえ、めまぐるしい日々の中で全てに応えることは難しいですよね…^^;)

子どもの甘えについては、てぃ先生が紹介していた安全基地の考え方がしっくりきていて、
子どもは「母親という安全基地から外に出たり、不安になったら基地に戻ってきてまた安心することを繰り返しながら、徐々に外でも安心して過ごせるようになっていくもの」と捉えるようにしています。


長男は次男の出産前後で赤ちゃん返りもあり、
ママ!ママ!と、付かず離れずコアラのように抱っこでぴったりくっついている時期もありましたが、

親は子どもにとっての安全基地であるということ、
そして「安全基地に入りたい」がゆえに子どもは(赤ちゃん返りなど)様々なアプローチをするのだということを念頭に置き、

子どもが基地に戻ってきたときには、なるべくすぐに基地のドアを開けて
「ママとパパは君のことがだいすきだよ!大丈夫だよ。」と、外の世界でがんばっている子どもの不安をしっかり解消してあげたいなと思います。

いつでも基地に戻ってきてね!

最後に

・・・と、書きたいことをつらつらと書いていたら
かなりの長文になってしまいましたー!!!(汗)

ここまで読んでくださった方、いるのかな?^^;
いたら本当にありがとうございます!!(土下座)

今はSNSでもたくさんの情報が溢れていて、これがいい、あれはよくないと色々言われたりしていますが、
何を大切にするかという価値観は人それぞれ。

少なくとも今日ここに書いたことは、
我が家ではこれからも大切にしていきたいなと思っています^^

少しでもご参考になりましたらうれしいです。

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